薄毛の仕組みと原因:遺伝

薄毛に悩む人は少なくありません。男性だけの悩みのように思えますが、女性でも悩んでいる人は意外に多いものです。そもそも人間の毛は、発毛してから抜け落ちるまでのサイクルがあります。発毛後は成長期に入り、その後退行期、そして休止期を経て再び成長期に入ることを繰り返します。しかし、何らかの原因でこのサイクルに異常が生じ、休止期から成長期に移行しない状態となってしまいます。
これにより新たな発毛が発生せず、結果薄毛となってしまうのです。その原因には様々なものがあります。まず代表的なものには『ストレス』があります。ストレスによって自律神経が乱れ、さらには交感神経が働くことによって常に緊張状態となります。
これによって頭皮の血管が収縮してしまい、その結果血行不良が起きるのです。血行は発毛・育毛には欠かせないものです。血行により栄養素が行き届かなくなり、発毛や育毛の障害となってしまうのです。
これ以外にも『食生活の乱れ』及び『不規則な生活習慣』といった生活状況が原因であるものや、『頭蓋骨の広がりによって頭皮の血管が圧迫される』ことが原因である場合、さらには『過度な洗髪』や『喫煙』といったものも原因となります。
そして、よく知られているものが『遺伝』が原因によるものです。父子そろって薄毛であることは少なくありません。この遺伝による薄毛の一番の要因は男性ホルモンです。男性ホルモンの種類によっては抜け毛が増加し、育毛が妨げられるのですが、この男性ホルモンの量については実は遺伝により決まってしまうのです。
これが『薄毛は遺伝である』ということの原因となっているのです。ただし、この遺伝による薄毛は男性に多くみられるものです。女性の薄毛もホルモンが要因となる場合が多いのですが、これは男性ホルモンではなく女性ホルモンによるものです。
女性ホルモンのバランスの変化の原因としては、遺伝よりも妊娠・出産によるものや、加齢によるものがあり、遺伝による影響は少ないと考えられます。ただし、親が薄毛であるからといって、全ての人に遺伝するわけではありません。

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